~夢を言語化すること~

「将来の夢」~本田圭佑さんの生き方から学ぶ

皆さんこんにちは、担任助手の副島です。

最近、本格的な寒さが襲ってきたかと思ったらあっという間に年末ですね。皆さんはどう過ごす予定ですか? 常々言われて聞き飽きているとは思いますが、この時期は特に体調管理に気をつけましょうね。

さて、最近、というよりは少し前の話題になってしまいますが、世界中を熱狂させた4年に一度の祭典である「FIFA ワールドカップ」、皆さんはご覧になりましたか?

日本代表は惜しくも目標として掲げていたベスト8に到達することはできませんでしたが、素晴らしい戦いを見せてくれたと思います。
日本中を感動させてくれた選手の皆様、本当にかっこよかったですよね。もう既に4年後が待ち遠しくなっています。(笑)

そんなワールドカップの中、元サッカー日本代表である本田圭佑さんが話題になっていたのはご存じでしょうか?

しばらく前に現役を引退し、現在は監督として活躍されている本田さんですが、今回の大会には「解説」として携わられていました。

大会中の本田さんの面白いリアクション、コメントは「本田節」としてネット上でも大きな話題になっていました。 自分も試合を見ながら本田さんの解説にはずっと笑わされていました。😊

今回は、そんな元サッカー日本代表の本田圭佑さんの話なのですが、数年前に話題になった『夢ノート』というものを皆さんはご存じでしょうか?

これは、当時日本代表として活躍されていた本田さんが、子供たちを対象に行われていたイベントで、ここに集まった生徒それぞれに1冊のノートを渡し、そこに「なんでもいいから夢を書くように」と指示します。 

生徒のほとんどがすぐに夢をノートに書くことができません。中には夢を書けた生徒もいましたが、本田さんが「今書いた夢を発表できる人はいるか?」と尋ねると、手を挙げる生徒は一人もいなくなっていまいました。

その状況を見て、本田さんは生徒たちに「僕はそれ(夢)を言ってきました。友友達に、家族に、先生に言いました。なってやるってみんなに言ってきたんです。」と伝えました。

本田さんはこのイベントを通して、子供たち一人一人に夢を持つことの大切さ、それを言語化することがどれだけ重要なのかを伝えたのです。

本田さんといえば、という有名なももの一つに、小学校の卒業文集があります。

この文集には、当時小学生だった本田さんが将来の夢としてこんなことを書いています。  

『ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいというよりなる。  ワールドカップで有名になって、外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。』

これは一部を抜粋したものですが、本田さんは小学生ながらに夢を言語化し、それを周りに言い続けてきたのです。

そして実際に、ワールドカップに日本のエースとして出場、その後イタリアに渡り、チームでは10番をつけ、名実ともに世界から注目される選手となったのです。

後に本田さんは、幼いころから夢を持ち、それを言語化してきたことで逃げられない状況を作った。今の自分があるのはそのおかげだ、と言っています。

ここまで本田さんの夢ノート、夢を言語化し実際に口に出すことが重要であるということを述べてきましたが、東進生である皆さんもこれと似たようなことを行っていると思います。

それは、「合格設計図作成システム」です。

実際に、皆さんも志望大学を挙げ、それに向けた学習の目標の設定を行っていると思います。 皆さんの中には志作文を書いたという人も多いのではないでしょうか。

入校当時に設定したのでよく覚えていない、という人は今一度振り返ってみてください。 自分の将来の夢、何のために東進に通って毎日頑張っているのかが見えてくるはずです。

そしてまだ設定できていない、将来の夢なんてわからない、という人は、小さいことからでいいので、何か一つ、目標を定めてみるのはどうでしょうか。

長くなりましたが、今回は、夢を言語化すること、そしてそれを口に出してみることの大切さをお伝えできたのではないかと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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