共通テストお疲れ様‼
このブログを読んでくれている皆さんは、先日2日間にわたって共通テストを受験されたことでしょう。
本当にお疲れさまでした‼
受験生の皆さんにとっては集大成、そして新2,3年生の皆さんにとっても本番の雰囲気を味わうことができる、いい機会になったのではないかと思います。
さて、このブログがアップされる頃、受験生の皆さんは共通テストの結果を受けて、いよいよ受験する大学を決定しないといけない時だと思います。
皆さんは今、どのような心境でしょうか。
望んでいた点数が取れた、何とか勝負できるラインに立つことができた、それとも全然思うように取れず、落胆してしまっているでしょうか。
一つ皆さんにお伝えしたいことは、共通テストを受けたことは、受験においてようやくスタートラインに立ったということです。
国公立受験は共通テスト+二次試験、私立志望の皆さんもここからが勝負です。いずれにしても、共通テストだけでこの先の進路が決定してしまうことはないでしょう。うまくいかなかった人もここからの頑張りがものを言います。逆にいい点数が取れたという人も、ここで慢心してはいけません。
皆さんにはどうかこの先の選択を焦ることなく、落ち着いて決めてほしいと思っています。
自分自身、共通テストには苦い思い出があります。それまで対策していた模試などと形式が変わった本番に焦り、テスト中は全く緊張を抑えることができませんでした。
結果は模試を含めて過去最悪と言っても過言ではない点数でした。その結果を受けた当時の自分は、何事においても冷静に考えることができず、心の中は「落ちたらどうしよう」という思いでいっぱいでした。
そして、自分が出した最終的な答えは「絶対に落ちない大学を受けよう」でした。
二次で逆転する、私立に切り替えるという選択ができないほど焦っていた当時の自分は、各予備校が出すそれぞれの判定で、どの予備校でもA判定の大学しか受けないと決めてしまいました。結果的に、それまでの模試の志望大学欄に記入したこともない、よく知らなかった大学を受験することになりました。今振り返ると、とても早計だったと思います。
この選択が間違っていたか、と聞かれると、答えは「いいえ」です。当時の自分にとってベストな選択をしたということは自分自身が一番わかっていますし、実際に大学生になってみて、興味のある分野の勉強ができる環境、いい出会いがある素晴らしい環境に身を置くことができたと思っています。
ただ、たまに振り返ってみると、視野が狭かった当時の自分は、目の前のことに精一杯すぎて何も見えていなかったんだ、とは思います。
受験生の皆さんには今一度、落ち着いて考えてみてほしいです。
今から共通テストの点数を変えることはできませんが、その点数を活かすことができるかどうかはこの後の皆さんの頑張りによって大きく変わります。
最後まで自分が本当にやりたいことは何なのか、進みたいのはどの道なのかを忘れないで頑張ってください!
応援しています‼