受験勉強の習慣作り②

勉強時間を記録しよう

共通テストまであと3か月を切り、受験生は毎週のように行われる模試と向き合い、目標得点をつくるために奮闘していますね。

高1高2の皆さんは、そんな先輩の背中を見る中で、ぜひ来年や再来年に向けた「受験を戦う自分」のイメージをもってください。そしてその準備期間としてある今の学習習慣をさらにレベルアップさせてほしいと思います。

さて、今回のテーマは「勉強時間を記録する」です。

「定期試験や実力テストで結果を出したい!」と決意して、そのためにたとえば「英単語帳を覚えきる!」とか「数学の問題集を30ページ解き切る!」などの目標を設定することもあるかと思います。

でも実際やってみるとそれが実行できずに、「半分も終わらずにテストの日になっちゃった…」とか「次のテストこそは、絶対頑張るぞ!うん…きっと頑張る!うんうん、頑張れる…と思う…↘↘」という感じになってしまう人、多いのではないでしょうか。

その原因の多くは、「①計画がない」ことと「②実行記録が取れていない」であることがほとんどです。

一日の終わりに書き留める習慣を

物事を達成するためには計画が必要です。

これは定期考査のたびに皆さんが経験し体感で知っていることでしょう。前回の定期考査があまり振るわなくて、しかも無計画だった人は、次回は必ず立てましょう。先生も協力します。

今回お勧めする身につけるべき習慣ですが、それは【一日の終わりにその日の勉強時間を手帳などに書き留めること】です。

たとえば「10月1日…数学2時間、英語1時間」「10月2日…英語2時間、古典30分」…というレベルから始めてみましょう。この記録が積みあがり、そのカレンダーを見直すたびに「自分はこれだけ頑張れた」という気持ちとともに、「もっとこうしてみよう」という工夫や向上心も生まれてきます。

実は「これだけ頑張れた」という感覚が脳科学的にもとてもいい習慣で、【脳が「報酬」を得ることで「またそれを得たい」と思う】効果があるそうです。

学習習慣の確立のために、ぜひ今日から開始してみましょう!

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